全日本スナイプ選手権最終日

更新が遅くなり申し訳ありません。

新三回生スナイプクルーの大石です。
今日は北東7m/sの風でうねりのある海面でした。レースは予定通り3レース消化して、今大会は終了しました。

今大会では、半分以上スタートを決めることができませんでした。自分ではラインが高いと思っていたのが案外そうでもなかったりと、ライン把握の甘さを痛感しました。また、動き出しも周りの艇と比べて遅かったです。強風といえど70艇もいれば風を受けづらいので、動き出しの動作をもっと思いきりしたら良かったと思いました。スタートを決めることができないと、自分の行きたいところに行くことができなくなり、改めてスタートの大切さと実力不足を感じました。

葉山の海はうねりがあり、トップとボトムの差が激しかったです。初日では上手く合わせられずアンヒールを入れてしまうことがありましたが、2日目からはタイミングを掴んでアンヒールすることなく対応することができました。ブローや振れも激しく、前の艇でどのくらいへダー、リフトが入るかを見ることを意識しました。

3日目はave.10m/s超えでmax.18m/sも吹く中1レース行いました。これ程の強風でのレースは初めてで、貴重な経験になりました。サイドマークでジャイブした艇が次々と沈するのを見て、私達はタックで回りました。沈している艇がほとんど学生だったので、社会人との経験値の差なのかと思いました。また、トップ集団の中にはこの風の中でもランチャーを張る艇がありました。

全日本スナイプ選手権を終えて、私の実力不足を強く感じました。まず強風での動作がまだまだ出来ていなくて、大幅に減速させてしまうことがありました。次に権利主張が全然出来ていなく、もっと早く主張していればと思うところが多々ありました。そのためにもルールをよく理解しなくてはなりません。なので、これからはルールの勉強をすること、間違っていたとしても実際に主張するということをしていきたいと思います。

秋新まであと少しですが、自分の不足している部分を補い、この大会で得たことを存分に発揮できるように練習に力を入れたいと思います。

また、遠征中に染谷先輩の祖父母から差し入れを頂きました。ありがとうございました。