強風域での帆走練習

4回生スナイプスキッパーの染谷です。

本日は今週末に行われる夏季選手権大会に向けて、Ave.5m/s、Max.9m/sという強風下で帆走練習を行いました。

午前中から南西の風がありましたが、お昼頃には雷と共に強い風が入って来て、視界も悪く、赤旗が掲揚され、午前中のみの練習となりました。

夏に入ってから、私が帆走中に特に意識していることは、ヒールトリムによるパワー感覚です。
先月スナイプの新艇31517を納艇した時に、辻堂加工の大井さんよりコーチングを行っていただきました。
その際に私は帆走中のヒール具合についてまだまだ認識が甘いことがわかりました。
スナイプという艇の特性上、ほんの少しヒールをさせてでもしっかりとメインシートを引き込み、極力メインシートを出さずにトリムする事で、常に安定したボートスピードを出せることを理解しました。

ここ最近の帆走練習では、このメイントリムに少しずつ近づけたのではないかと感じております。
具体的にはブローインの時にフラットまでメインを抜かず、しっかりと起こして艇速を上げ、見かけの風が前に回ることで、ヒールが落ち着いて来るという感覚だと思います。

今週末に開催される夏季選手権大会で総合優勝するためにも、このまま高いモチベーションで練習に臨んで参ります。

これからもご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。