全日本470選手権大会

3回生470クルーの増田です。

本日はAve.7m/sの南南西の風でした。
台風が過ぎた影響で、非常に高いうねりがいつもより短い波長で立っていたようです。

レース委員会がシルバーフリートのペアでは危険と判断したため、レースはゴールドフリートのみで行われました。

私達の艇は残念ながらシルバーフリートだったため、本日のレースは出艇禁止になりました。
甲南大学からは藤井先輩・岡畑先輩ペアが出艇したため残ったメンバーで見送り、その後は艇に積んだGPSでレースの模様を陸から観戦しました。
レース途中で関東の強豪校がブームを折って帰って来たり、沈で怪我をして帰ってきている艇があり、かなり難しい海面ということが想像出来ました。

今回のレガッタは、世界チャンピオンのベルチャー・ライアン組も参加しており、彼らのボートスピードに圧倒されています。
彼らの技術を目の前で見ることができ、目に焼き付けることができたということはとても収穫になりました。
そういったことから、私自身、今回の遠征で少しは成長できたのではないかと実感しております。

決勝シリーズにゴールドフリートで参加した、藤井先輩と岡畑先輩に一言ずつ感想を頂きました。
藤井先輩:「大きな波のある海面でのクローズの走りがまだまだだった。
ランニングではかなりのボートスピードの改善が見られたが、クローズは掴み切れなかった。
レースでの食事の大切さを感じたレガッタにもなった。
レースの合間にエネルギーを補給しないと、ガス欠を起こしてパフォーマンスが落ちてしまうということが良くわかった。」

岡畑先輩:「風よりも波での減速が大きく、バランスを取るので精一杯になり、ジブトリムまで手が回らなかった。
知らない海面でのコース選択は全日本インカレの蒲郡を見据えての練習になった。
大きな波に叩かれた時、センターボードが抜けるかと思った。」

明日は本日行われなかったシルバーフリートも含め、各フリート1レースが予定されています。
微風が予想されていますので、いつもより周りの艇を見る余裕があると思います。
しっかりと周りを観察して、色々なことを試してみようと思います。

遠征も残り1日となりましたが、引き続き応援の程よろしくお願い致します。