1日1日を大切に

3回生470クルーの増田です。

本日は強弱の激しいAve.2m/sの風の中、470は帆走練習を行いました。

途中で風が無くなったため、ラダーを上げてラダーレスの練習も行いました。
ラダーレスの練習では、ヒールバランス、センターボードの入れ具合、セールによるヘルムのコントロールのみで走らせなければいけません。
真っ直ぐ走らせることが難しく、すぐにタックがかえってしまい、一度艇の動きを乱してしまうとコントロールするのが困難でした。
普段私のトリムやバランスがいかに雑で、どれほどラダーでヘルムを抑えていたかが顕著に現れました。
すなわち、ここを改善すれば、まだまだ速くなれるということです。
私の一番の課題は「艇を揺らさないこと」なので、より一層繊細に艇を扱えるようにこれからの練習ではさらに意識していきたいと思います。

また本日の風はとても特殊でした。
天気図を見る限りでは沖縄付近に台風と停滞前線があり、本州には高気圧が被さっており等圧線の幅も広かったため、北東の弱い風が吹くだろうと予想していました。
しかし、気温が予想以上に上がり陸地は快晴だったため、いつもより早い時間からシーブリーズが入ってきて気圧配置による北東の風とシーブリーズによる南西の風が交わる風になりました。
その結果、帆走中にも上側と下側の艇がスピンを張ったまま逆走するほど不安定な風になりました。

来年の全日本学生ヨット選手権大会は西宮で開催されます。
気温次第ではこのような不安定な風になるかもしれません。
来年のためにもこの時期に吹く風を大切にし、練習に励みたいと思います。

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    大辻眞一 (土曜日, 29 9月 2018 02:21)

    不安定な風での練習は、技術向上と共にレース時の風の強弱による不安を無くす事が出来ると思います。今年の全日本もどんな風が吹くかは誰にも分かりません。是非今の想いを大切にしてあらゆる環境に適応する能力を磨いて行ってください!

  • #2

    増田宏輝 (土曜日, 29 9月 2018 22:17)

    大辻監督

    ありがとうございます。

    この時期は難しい風がよく吹きます。全日本でチームに貢献できるように練習に励みたいと思います。