チームの底上げのために

更新が遅くなり申し訳ありません。

3回生スナイプスキッパーの山口です。
昨日は午前中、Ave.6m/s〜8m/sの北東の風でした。
台風25号が近づいている為か、西宮の北風にしては強いブローが周期的に入ってきたように思われます。 

昨日の練習は、動作の基本練習と帆走を行いました。
久しぶりに常にオーバーパワーの風が入ってくる海面でしたので、ブローに煽られないように海面の確認を意識的に行いました。
これまでは、風が強いとメイントリムやハンドリングに必死で、周りに意識を向ける事が出来ませんでしたが、徐々に海面のブローや波を確認して対処出来るようになってきたと思います。
ですが、私自身のトリム量を越えるブローが入ってきた時や波のある海面でヘッダーにシフトしていく時が課題だと感じました。
特に、波のある海面では僅かなヒールを維持させるような走らせ方をしていたのですが、波や風に合わせてベアする時にヘルムに逆らうように感じてしまうため、ベアさせることに躊躇し減速する事が多くありました。
艇のスピードを維持し続けられるような走らせ方をしたいと思います。

練習後のミーティングでは、質の向上の為に話す項目を明確にさせました。
まず海面について確認し、その海面でのボートスピードの技術や走らせ方について共有しました。
私は昨年の反省としてミーティングで知ったことを生かせなかったという事が挙げられると思います。技術についての知識は身に付いてきたと思いますが、その時々の海面で効果的な行動を取れていなかったと感じました。
実際、最初に風や波などの情報をミーティングで共有したところ、クルーとの間でも細かいことではあったものの、多くの認識の違いがありました。同じ海面をみて、同じ走らせ方が出来るように価値観の統一が必要だと感じました。
毎回の練習でより多くの事を習得出来るようにしたいと思います。