最後の仕上げ

4回生470クルーの石田です。

本日も海陽ヨットハーバーでは朝からAve.8m/s程の風が継続しており、Max.10m/sを超えるブローも入っていました。

本日は計測の受付を済ませた後に、各艇ごとに最後の整備チェックを行いました。

ある艇はひっくり返して、コンパウンドで艇を磨き、ある艇は最後のチューニングチェックを行い、それぞれシートやネジ、カムなどの消耗具合のチェックや交換もしっかりと行いました。

計測も特に問題なく通過し、明日から始まる大会には万全の状態で挑むことが出来ます。

お昼頃に後入り組と合流しました。
久しぶりに会うスナイプの同期や後輩達の顔を見ることが出来、とても嬉しく感じました。
同時に、このように私達の応援やサポートの為に駆けつけてくれる人達や、影ながら支え、応援してくださっている人達の為にも、明日から始まる大会に向けてより一層、頑張りたいという気持ちが強くなりました。

夕方からは全員正装に着替え、開会式に参加しました。
全大学で集まる様子は、全国から同じ気持ちで集まっているメンバーということもあり、とても迫力や気迫が溢れていると感じました。

ついに、明日からこの1年間の集大成となる大切な大会が開幕されます。
私も含め4回生にとっては、ヨット部生活における最後の大会でもあります。

私達は昨年から、チームの方針や運営、練習内容など様々な面で変化を加え、試行錯誤を繰り返しながら成長を遂げてきました。
しかし、それらにより強い自信を持って挑んだ関西学生ヨット選手権大会では自分達でも受け止めきれない悔しい結果となりました。

全日本学生ヨット選手権大会まで残り1ヶ月でメンバーの気持ちやチームの体制を立て直し、新しい目標を携えて挑むことは、容易ではありませんでした。
しかし、今こうして再び、全国の舞台にやる気を持って立つことが出来ているのは、この程度では崩れない強い気持ちを持った甲南大学体育会ヨット部のメンバーがいたからです。
日々の部活で一緒に努力し、支え合い、切磋琢磨している現役はもちろんのこと、日々私達を陰ながら支え応援してくださっている、監督、コーチ、OB・OGさんを含む甲風会の皆さん、日々を見守りサポートをしてくれている家族、設備や施設を提供して頂いている大学関係者の方々、その全ての人達のおかげでここに立つことが出来ています。

そして何より、1回生の頃から1人も欠けずに共に努力してきた同期の存在が、お互いの心を支えあい高めあい、気持ちを立て直して、ここまで来れた一番の理由だと思います。

私自身は明日からのレースにどれだけ出場することが出来るかは分かりません。ですが、チームのメンバーとして必ず入賞、もしくはそれ以上の結果を取りにいく、という同じ志を持って大会に挑むつもりです。

それはヨットに乗りレースに参加するメンバーも、レスキュー艇から見守るメンバーも、陸上からサポートするメンバーも、西宮で練習を頑張るメンバーも皆同じ気持ちだと思います。

これまでの自分達の努力による自信に関西での悔しさを加えて、より強いバネに変え、全国の舞台で大いに甲南大学体育会ヨット部の名を轟かせてきます!

足を運んで頂ける方は是非、実際の舞台に応援に来て、私達の気迫を感じて頂きたいです!
ご都合が合わず、足を運んで頂けない方にも同じ気持ちを感じて頂けるよう、ブログやツイッターでの速報も頑張ります!

皆様から受けた恩恵をお返しする為に、チーム一丸となり頑張ります!
応援の程よろしくお願い致します!

最後になりましたが、本日は森上さんが応援に来て下さりました。
その際に野菜ジュースや、練習で使えるようにとアンカーを差し入れとして頂きました。
お忙しい中、ご足労頂き本当にありがとうございました!