オフ明けに向けて


新4回生マネージャーの永井です。

まだオフは明けておりませんが、昨日に引き続き活動を行なっております。

本日は1時間ほど風待ちのためシミュレーションを行い、その後Ave.1.5m/s、Max.2.5m/s程の南風の中470級、スナイプ 級ともにサークリング練習、動作練習を行いました。

本日はあまり風が吹きませんでしたが、オフ明け前に基本動作の確認が出来る良い機会となりました。
また、昨日の大辻監督による技術ミーティングで学んだ事を一つずつ確認する機会になったかと思います。
頭でも身体でもヨットの事を学び、オフ明けに向け着実に準備を行なっております。

2月15日より本格的に練習が再開されます。
今年度は暖冬と言われていますが、コンディションの悪い日もあるかと思います。
マネージャーチームとしても、冬は特に気を抜くことが出来ない季節です。
新2回生から幹部まで、マネージャー全員が等しく知識を付けるためにもトラブルシューティングを重ね、気を抜かず安全管理に取り組んで参ります。

また、昨日より今年度入学の松本さんが練習に参加してくれています。
新2回生が先輩として後輩に接している姿を見てとても嬉しく感じます。
春休み期間には、現役部員の技術向上はもちろんですが、新入生を迎える準備も併せて進めて参ります。

最後になりましたが、本日は大野さんに艇庫に足を運んでいただきました。そして、菅原さん・増田さんにレスキュー艇よりご指導いただきました。また、横山さんより差し入れを戴きました。ありがとうございました。
新3回生スナイプクルーの尾畑です。

本日は、西宮市貝類館で開催されたルール講習会に参加しました。

主な内容として、①スポーツマンシップとは②プロパーコース、ルーム③抗議と審問④規則42条違反⑤附則Tの調停についてを中心に講義していただきました。

まず、ルールやケースの根本にあるのがスポーツマンシップであることから始まりました。ヨット以外でもよく耳にするスポーツマンシップという言葉ですが、ヨット競技においては野球やサッカーなどのスポーツと違い常に審判がいる状況でのプレーではありません。よって、選手は自らの判断でペナルティーを履行し抗議する=守り守らせるといった一連の規則があってこそ成り立つ特殊なものであるといえます。スポーツマンシップについての話を聞きながら、強いチームこそスポーツマンシップの意識が高く、それによって蓄積された自信がプロテストの主張や繋がり勝ちという結果に繋がるのではないかと感じました。

また、2017-2020年のルールブックに記載されている付則Tの調停という制度についても話を聞きました。この制度は、2艇間で実施されるもので、レース後にペナルティを履行することができます。

例えば…マークタッチをしてしまったけど、ペナルティを履行せずにフィニッシュしてしまった。プロテストされて失格になるのは嫌だ!という場合に、この制度が存在します。レース後のペナルティは、30%の得点ペナルティで、例えば、50艇のレースでは1位の艇が、このペナルティを受けると15位という得点がつくといったものです。

調停が適用されるにはさまざまな決まりがありますので、詳しくはルールブックをお持ちの方はp.181をご一読下さい。

本日のルール講習会で改めて、ヨット競技は他のスポーツと違い、細かなルールの中で成り立つため逆に、ルールを知らないと勝利を狙えないこと。また、自分たちが目指すところまでは到達できないということを感じました。ややこしく難しいというイメージがあり苦手意識を持ちやすいルールですが、拘った先に勝ちが近づくのであればやるしかないと思います。咄嗟の判断ができるようにルール係の岸田を中心に日頃から、ルールの勉強やプロテストを掛け合うような実戦的なレース練習を取り入れていきたいと思います。

今年の春休み期間の長期練習は例年に比べて気温も高く、微風から強風が1日の中で吹き、多彩な風を経験できる機会が多く、とても天候に恵まれていると感じております。ヨットに長く乗れる成長できる長期休暇のチャンスを逃さず、ストイックに練習に取り組んでいきたいと思います。

また、本日スナイプの新2回生の上村から、これから練習終わりに毎日一緒に走ってほしいという嬉しい頼みを受けました。新2回生の部活に対する意識の高さを知れて私達の代がもっとしっかりして引っ張っていきたいと強く感じました。

風邪や新型ウイルスが流行していますが、集団で生活していく上で感染者を出さないために、いつも以上に手洗い消毒、マスクを着用するなど、部員一同、体調管理にも気を配って参ります。