これからの課題

3回生スナイプスキッパーの桑原です。


本日は関西学生女子ヨット選手権大会兼、関西学生オープンレガッタの初日でした。


風向は北東の風で、風速はAve.2〜5m/s、Max.6m/sとなりました。


不安定な気候と風域により2レースのみの消化となりました。


私は三回生になり、自分の中での課題がより浮き彫りになりました。それは北風です。 南西の海風、シーブリーズが入ってくると、かなり順位は安定して来ましたが、陸風は全く安定しません。シングル以降を叩いてしまうことも多く、実力が足りないと感じることが多いです。これらのことで考えられるのは、クローズのコースで大きくミスをしていること、風速の低下に対応するのが遅いなどが考えられます。

一方、南西で安定させることが出来るボートスピードや、分かりやすい海面で結果を残せることはできるようになりました。


今日のレースでは、先週の陸風での不安定な順位を修正し、かなり安定させることが出来ました。スタート後のボートスピードも良く、ほとんど前しか走らないという状況を作ることができました。


しかし2レース目の最中、42条違反を二回受けてしまい、英語を叩いてしまいました。

1上5位から1下2位まで上げたのちのクローズホールドでのボディパンピングと、2上以降のリーチングでのパンピングです。今までは42条違反を上手く見られずにいたのかもしれません。プロテストの方に詳しく教えて頂いたので、今後に生かしたいと思います。

あまりよろしくないかもしれませんが、私自身今日のレースで吹かれた事は良かったと思っています。

今後の我々が目指す目標を達成するために絶対に潰しておかないといけない事が分かりました。また、今後の重要なレースで吹かれるより、現時点で吹かれた方が、改善に繋がると考えます。


明日のレースでは、カットレースを無しにしても、シングルに入れるように順位をまとめたいと思います。


今年もいよいよレースシーズンに入りました。

私自身、チームに貢献できるような選手になるためにさらなるスキルアップを求めていかないといけません。その他にも、続く強さをもったチーム作りのために下級生を引っ張るという事もしないといけません。全員が全力で同じ目標に向かっていくのは難しい事だと思います。人数が多ければ多いほどより難しくなり、また、モチベーションの維持も大変です。個人個人の意識も重要ですし、チーム内の雰囲気も伴っていかなければいけません。

我々が目指しているのは、口頭や文章では簡単に言うことができますが、非常に難しい事を目指しているという事実を再確認し、もう一度見直して、より良いチームの雰囲気を作っていけるように努力したいと思います。


今年こそ、絶対に勝つ!その思いを胸に頑張ってまいりますので、よろしくお願いします。


最後になりましたが、舟元会長に善蔵丸三世からご声援いただき、大辻監督、秋山コーチにはレスキュー艇からご指導していただきました。
山下さん、間下さん、赤尾さんには運営に携わっていただきました。
また、横山コーチ、坂井さん、上さん、民輪さんに艇庫に足を運んでいただきました。
本当にありがとうございました。

明日も引き続きご声援のほどよろしくお願いいたします。

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コメント: 4
  • #1

    尾﨑 (土曜日, 23 6月 2018 22:49)

    おつかれさまです。
    吹かれてしまったことはしょうがない。
    桑原自身も行ったように何故吹かれたのかを知ることが大切。
    そして、自分がどの状況でそのような事をしているのか把握すること。
    最後に、ジュリーボートが目の前にいても堂々とパンピングができるようルールを理解すること。
    難しいと思うかもしれないけど、順序立てて行えばきっとクリアできるはず!
    がんばれい!

  • #2

    山下 正憲 (月曜日, 25 6月 2018 06:52)

    コーチが言っている事を信じて1週間必死で修正して下さい!修正能力はあると確信していますので!

  • #3

    桑原 洋樹 (火曜日, 26 6月 2018 06:20)

    尾崎コーチ

    お疲れ様です。ご返信ありがとうございます。

    尾崎コーチの言われた様に、しっかりルールを理解することが重要だと考えます。
    実際にレース後、どういった所が駄目で、どうすれば大丈夫なのか聞いたので、個戦に生かしたいと思います。
    2日目のレースは修正することができました。
    自分の中での考えではありますが、おそらく1日目は陸風で波が少なく、許される範囲でのパンピングがいつもよりも出来易く、スピードに変わり易い反面、セールが簡単に動いてしまったのではないかと思います。
    今後は風向や海面に応じたトリム、ハンドリングだけでなく、パンピングもやり方を変えていきます。

  • #4

    桑原 洋樹 (火曜日, 26 6月 2018 06:25)

    山下さん

    お疲れ様です。ご返信ありがとうございます。

    激励のお言葉を頂きありがとうございます。個戦予選までにしっかりと修正をしていきたいと思います。それだけでなく、今後のレースでも自信を持った動作を出来るよう、個戦予選後も改善に努めていきたいと思います。

    山下さんは実際にプロテスト委員会艇に乗っておられたので、またご教授願いたいと考えています。今後ともよろしくお願いします。