夏季選手権に向けて

4回生スナイプスキッパーの桑原です。
本日、午前は風向250ー270度、Ave.2m/s、Max.3m/s、の南西の風の中、470チームは関西学院大学と合同で帆走練習を、スナイプチームは大阪大学と合同で帆走練習を行いました。

午後は、240ー260度、Ave.8m/s、Max.11m/sの南西の風の中、両クラスともにレース練習を行いましたが、赤旗が掲揚された為、1レースのみ実施し着艇しました。


夏季の練習が始まり数日が経過しました。猛暑が続き、かなり厳しい気候となってきております。リーダーとして周りをよく観察し、適度に休息を取らせ、水分を補給させることを意識しております。また、声掛けの徹底や、危険な兆候が見られる場合は着艇させるなど、まずは安全面を第一に練習に取り組んで参ります。

本日は午後に風が吹き上がり海上は荒れましたが、チームのメンバーが安全に速やかに着艇することが出来たので、このような意識を持つことを継続していきます。

そして、スナイプチームのチーム力を向上するために現在重点的に取り組んでいるのは、ボートスピードを仕上げることと、ボートハンドリングを鍛えることです。どちらも基本的な事ではありますが、ある程度技術が仕上がった今だからこそ練習するべきだと考えています。

レースの順位を安定させることが出来ないのは、長いフリートの中で止まってしまっている時間が多くある事が挙げられます。そのことに早く気付けないことで、他艇に遅れを取ってしまいます。最速のボートスピードを出すことによりスピード感覚を鍛え、自分が今遅いのか速いのかを察知することが出来るようになります。その後、ボートハンドリングを細かく行えると、止まっている時間を減らせると考えました。その2点を鍛えた後に、混戦時にも落ち着いて対応できるようにするために、経験を積みます。いつどんな時でも、冷静に客観視できる力を鍛えていきたいと思います。

まだまだ伸び代があります。まずは関西学生ヨット夏季選手権大会での目標達成までの道筋を見極めたいので、それまでは徹底的にペースアップに取り組んでまいります。