全日本470 5日目

新4回生470スキッパーの菊田です。

本日は、全日本470選手権大会の最終日でした。

一昨日、昨日と2日間Max.15m/sオーバーの風で出艇を見送り、レースに参加できない状況が続いており遠征組は、フラストレーションが溜まっていたかと思います。
しかし、本日はハーバーに行くと出艇が可能な風域で、レースに参加出来るという嬉しい気持ちと同時に、最終日だと改めて実感し、気が引き締まりました。
本日の風は1レース目は、Ave.9m/s、Max.13m/sのオーバーコンディション。2レース目はAve.5m/s、Max.6m/sのハーフトラピーズの順風でした。

1レース目は、オーバーコンディションの北風で、波やうねりもあったため、ボートスピードが大変遅く、関東勢やオリンピック選手に全く敵いませんでした。
2レース目は、予報通り風がかなり落ち、微順風のレースとなりました。
強風域では、クローズのポートスピードでなかなか周りの艇に勝てませんでしたが、微・順風のボードスピードでは勝る事ができ、シルバーフリートではありますが、トップフォーンを鳴らすことが出来ました!
私の艇は予選シリーズからシルバーフリートになり、最終日の最後のレースまで全てのレースでうまくいかず、歯痒い思いでした。
やはり、他水域でのレースは、うまくいかない事だらけでしたが、このトップフィニッシュは、大きな糧になる経験となりました。

私に限らず、この全日本470選手権大会の遠征を経て、強風域のボートスピードが遅いことなど、課題を明確にはっきりと理解することが出来ました。
また、他水域でのレースはホームの西宮では経験できない事が沢山あり非常に良い経験になったと心から思います。
その為、来年は是非甲南大学体育会ヨット部470チーム全員に参加して欲しいと思います。

今回の遠征で得た経験・知識をしっかりチーム全員で共有をする場を設け、470チームだけでなくスナイプチームを含めたチーム全体のレベルアップに繋げます。


来週には、関西学生ヨット新人選手権大会が控えております。
レースに参加してくださる前年度引退されたOB・OGの方々、運営に来てくださるOB・OGの方々ご協力いただき本当にありがとうございます。
新体制になり一発目のレースです。
どこまで関西で通用するのか、緊張している部員もいるかと思いますが、現役一同、全力で闘いますのでご協力、ご声援の程宜しくお願い致します。