拘る

4回生スナイプクルーの神戸です。

昨日は、30987(黒ゼル)のチューニング、海上練習を行いました。

先日、村松ヘッドコーチ、染谷コーチ、津嶋さん(ともにH31年卒)が艇庫に来て下さる機会がありました。指導陣の方にも実際に艇へ乗っていただきご指導頂きました。
そのタイミング、コンディションでの走らせ方やセッティングの合わせ方など海上練習において多くのことを吸収しました。

しかしながら、それ以上に感じたことは陸でのセッティングの拘りです。
スプレッダーのレングスやチューニングなどは、適正値がありその値を最も帆走しやすい数値に調整することは当然のことではありますが、一からマスト作成を行い、チューニングに拘るOBさんの姿を見て、ヨットの本質的なものを改めて痛感しました。

ヨット競技は、自然を相手にしつつ、自然のみを動力として競い合うスポーツです。
二度として同じ自然はやってこないものです。勿論、似たコンディションはありますが、すべてがすべて同じ環境にはなりません。
その常に変わり続ける自然に対して、常に試行錯誤を重ね合わせていきます。

その拘りが勝敗の分け目になると日々感じております。

2023年11月小戸、みんなで笑って着艇する。